研究課題/領域番号 |
15H03205
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
吉田 和彦 京都大学, 文学研究科, 教授 (90183699)
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研究分担者 |
森 若葉 国士舘大学, 付置研究所, 研究員 (80419457)
大城 光正 京都産業大学, 外国語学部, 教授 (40122379)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
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キーワード | 印欧語比較言語学 / アナトリア諸語 / 動詞語幹形成母音 / 歴史言語学 / ヒッタイト語 / 動詞形態論 / 中・受動態動詞 / 語幹形成母音 / 祖語の再建 / 中・受動態 / 文献資料 / 作為動詞 / 歴史比較言語学 / 動詞体系 / 異形態 / 補助母音 / 楔形文字書記法 / 形態変化 / 比較言語学 / 印欧語 |
研究成果の概要 |
同系統に属する諸言語の比較によって祖語を再建し、祖語の段階から各分派諸言語がどのような歴史を経て成立したのかを解明することは、比較言語学の最も重要な課題である。本研究では、アナトリア諸語に保存されている古い言語特徴に基づいて、印欧語動詞にみられる語幹形成母音の起源という未解決の問題に対して、新たな歴史的説明を試みた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
言語の歴史を復元することは、人類がたどってきた歴史を復元するのと同様に、人文学における最重要課題のひとつである。 本研究においては、古代インド・ヨーロッパ諸語において生産的に使用されるようになった動詞語幹形成母音の起源および関連する諸問題について、歴史言語学的方法を用いて明らかにすることを試みた。特に注目したのは、近年の印欧語比較言語学において質量ともに重要性を増しているアナトリア諸語である。
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