研究課題/領域番号 |
15H03239
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
川岡 勉 愛媛大学, 教育学部, 教授 (90186057)
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研究分担者 |
片桐 昭彦 新潟大学, 人文社会科学系, 准教授 (00796716)
新谷 和之 近畿大学, 文芸学部, 講師 (20825103)
古野 貢 武庫川女子大学短期大学部, 共通教育科, 准教授 (40382022)
遠藤 ゆり子 淑徳大学, 人文学部, 准教授 (70612787)
佐々木 倫朗 大正大学, 文学部, 教授 (80280907)
野田 泰三 京都橘大学, 文学部, 教授 (90335183)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
15,080千円 (直接経費: 11,600千円、間接経費: 3,480千円)
2019年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2015年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 守護権力 / 中世後期 / 文書史料 / 日本史 |
研究成果の概要 |
本研究の活動の柱は、全国の守護の受発給文書の調査・収集作業であり、活字史料の検索・集約と並んで、対象史料を収蔵している研究機関・各種施設・個人などへの出張調査を分担して行った。こうして集めた史料をもとに、国別または守護ごとのデータベースを作成し、これを収録したCD―ROMを添付した報告書を作成した。データベースを読み解く上で便宜を図るために、手引きとなる解説文も掲載した。 本研究のもう1つの活動の柱は、各自が調査・収集した史料やその分析結果を持ち寄り、共同で検討を加える研究会・史料検討会であり、年に2~3回の割合で会合をもった。途中でシンポジウムも開催して研究成果を広く公開・発信した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
中世後期の守護については、全国の状況を俯瞰して客観的に検討を加える環境が整っておらず、研究は個別分散化しがちであり、守護権力のあり方を全国的規模で把握するのは困難であった。本研究は、こうした状況を打破し、全国の守護の受発給文書データベースを作成することで、守護の性格について議論する共通基盤を構築しようとしたものである。本研究において守護あるいはそれに相当する権力の文書の多くがデータベース化されたことにより、守護の関連文書を全国的な規模で俯瞰し、相互に比較・検討するのが容易になった。各守護の権力編成上の特質を解明する上でも、重要な手がかりになることが期待される。
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