研究課題/領域番号 |
15H03247
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 公益社団法人部落問題研究所 |
研究代表者 |
藤本 清二郎 公益社団法人部落問題研究所, その他部局等, 研究員 (40127428)
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研究分担者 |
竹永 三男 公益社団法人部落問題研究所, その他部局等, 研究員 (90144683)
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連携研究者 |
飯田 直樹 公益財団法人大阪市博物館協会, 大阪歴史博物館, 研究員 (10332404)
大杉 由香 大東文化大学, スポーツ・健康科学部, 教授 (60297083)
金津 日出美 立命館大学, 文学部, 准教授 (40802103)
小室 輝久 明治大学, 法学部, 准教授 (00261537)
沢山 美果子 岡山大学, 文学部, 研究員 (10154155)
櫻澤 誠 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (90531666)
鈴木 忠義 長野大学, 社会福祉学部, 准教授 (60440195)
塚田 孝 大阪市立大学, 大学院文学研究科, 教授 (60126125)
西尾 泰広 公益社団法人部落問題研究所, 研究員 (70469641)
廣川 和花 専修大学, 文学部, 准教授 (10513096)
ポーター ジョン 東京外国語大学, 大学院国際日本学研究科, 講師 (30572614)
町田 哲 鳴門教育大学, 学校教育研究科, 准教授 (60380135)
村上 正和 新潟大学, 人文学部, 准教授 (90736787)
茂木 陽一 三重短期大学, 法経科, 教授 (80200327)
森下 徹 山口大学, 教育学部, 教授 (90263748)
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研究協力者 |
ボッツマン ダニエル イェール大学, 歴史学部, 教授
エーラス マーレン ノースカロライナ大学, シャーロット校, 准教授
邊 柱承 全州大学校, 人文大学, 教授
石橋 知之 神戸大学, 大学院人文学研究科
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2015年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | 行き倒れ / 移動する弱者 / 乞食・非人 / 行旅病人・行旅死亡人 / 捨子 / 救貧法 / 近世・近現代 / 社会福祉政策 / 非人・乞食 / 国際比較地域史 / 社会的 / 近世・近現代史 / 社会的弱者 / 近世史 / 近現代史 / 国際比較史 / 地域史 |
研究成果の概要 |
本研究では、日本・英国・清国・朝鮮の「行き倒れ」と移動する社会的弱者の国際比較により、(1)「行き倒れ」救済の担い手は、それぞれの国家・社会・救貧法制に規定されて、地域社会・教会・社会集団という相違があること、(2)日本における「行き倒れ」・捨子・遍路・乞食等の社会的弱者の発生要因については、近世では貧困に起因しない移動困難が含まれ、共同体への帰属の有無や身分が救済方法を規定しているのに対し、近代では貧困による家族の解体と地域社会からの離脱が主であるという相違・断絶があること、(3)近代日本の行旅病死人対応法制は、近世の方法を一部踏襲し、植民地朝鮮にも適用していること等を解明した。
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