研究課題/領域番号 |
15H03259
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ史・アメリカ史
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研究機関 | 駒澤大学 |
研究代表者 |
佐々木 真 駒澤大学, 文学部, 教授 (70265966)
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研究分担者 |
丸畠 宏太 敬和学園大学, 人文学部, 教授 (20202335)
辻本 諭 岐阜大学, 教育学部, 准教授 (50706934)
剣持 久木 静岡県立大学, 国際関係学部, 教授 (60288503)
西山 暁義 共立女子大学, 国際学部, 教授 (80348606)
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連携研究者 |
原田 敬一 佛教大学, 歴史学部, 教授 (70238179)
鈴木 直志 中央大学, 文学部, 教授 (90301613)
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研究協力者 |
松本 彰
西願 広望
斉藤 恵太
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
15,210千円 (直接経費: 11,700千円、間接経費: 3,510千円)
2017年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | ヨーロッパ史 / 軍事史 / 戦争 / 博物館 / 記憶 / 歴史叙述 / 歴史認識 / 平和 / 西洋史 |
研究成果の概要 |
本研究では、ヨーロッパを中心に戦争・軍事博物館の歴史と現在の展示内容を調査・研究し、今日の歴史学における戦争叙述の問題を検討した。数多くの博物館の調査の結果、ヨーロッパの多くの博物館では、ナショナリズムと関連した従来の一国史的な展示からヨーロッパを意識した展示への変化がみられた。さらに、その他の地域を含め、武器や戦闘といった旧式の展示から戦争を多角的に展示しようとする試みが認められた。本研究により、戦争・軍事博物館が歴史学の研究成果の発現の場であると同時に、社会との関わりとして、集合的記憶や「公共史」を表現する場であることが、より具体性をもって明らかとなった。
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