研究課題/領域番号 |
15H03317
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
飯田 健 同志社大学, 法学部, 教授 (50468873)
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研究分担者 |
西澤 由隆 同志社大学, 法学部, 教授 (40218152)
松林 哲也 大阪大学, 国際公共政策研究科, 准教授 (40721949)
三村 憲弘 武蔵野大学, 法学部, 准教授 (40453980)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | インターネット調査 / 投票外参加 / 調査方法論 / 政治参加 / 確率標本 / 地図抽出 / リスク態度 |
研究成果の概要 |
本研究では、第一にサーベイ実験を通じて政治参加の利益の大きさとそれが実現する可能性についての有権者の認識に着目しつつ、投票による政治参加と比較してこれまで解明が進んでこなかった、デモなどの抗議活動といった投票外参加のメカニズムの一端を明らかにした。第二に、従来の登録パネルからの割当標本との比較において、住宅地図による層化無作為二段抽出による確率標本に対するインターネット調査を実施し知見を蓄積した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
第一に、本研究の理論的枠組みは今後デモなどの旧来の投票外参加にとどまらず、SNSにおける抗議運動など新たな種類の投票外参加のメカニズムについてもを応用することが可能である。第二に、本研究期間中にマスコミ各社も確率標本を用いたインターネット調査手法の確立に向けた取り組みを始めたが未だ実用化には至っておらず、これらの実務家コミュニティで共有された本研究の成果は今後のこの分野の発展に寄与することが期待される。
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