研究課題/領域番号 |
15H03347
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
神事 直人 京都大学, 経済学研究科, 教授 (60345452)
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研究分担者 |
東田 啓作 関西学院大学, 経済学部, 教授 (10302308)
蓬田 守弘 上智大学, 経済学部, 教授 (30286611)
鶴見 哲也 南山大学, 総合政策学部, 准教授 (50589364)
阪本 浩章 千葉大学, 大学院社会科学研究院, 准教授 (80758996)
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研究協力者 |
馬 岩
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2018年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | 貿易と環境 / 外国直接投資 / 企業の異質性 / 国境調整措置 / 環境スピルオーバー / 環境政策 |
研究成果の概要 |
本研究課題では,国際貿易・外国直接投資(FDI)と環境問題との関係について分析した.企業レベルのデータを用いた計量分析により,企業の輸出行動と温室効果ガス排出やエネルギー効率性との関係を明らかにした.また,FDIが投資受入国の同一産業内及び川上・川下産業の企業に与える環境スピルオーバーに関して計量的に分析した.さらに気候変動対策としての国境調整措置等の政策や,国際環境協定の締結,エコ商品や中古品をめぐる市場競争と貿易についてゲーム理論や動学モデルによる理論分析を行い,既存研究にはない結果を示した.実験から得たデータによる実証分析も行い,中古品に対する消費者の需要に影響する諸要因を明らかにした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
企業レベルや財レベルの詳細なデータを用いて,輸出や外国直接投資(FDI)等の企業行動と汚染物質の排出やエネルギー効率性との関係や,環境スピルオーバーといった他企業への影響について分析することは,必ずしもまだ十分な知見が得られていない.また実験を通じて,エコ商品や中古品に対する消費者の需要に影響を与える要因についてデータを得ることも知見が不足している.それに対して,本研究が行ってきた実証的な分析に加えて,ゲーム理論や動学モデルによる理論分析を行うことで,これらの課題に対する理解が深まり,学術的にも意義があるとともに,より実効性のある政策を立案する上で重要な情報を提供できると考えられる.
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