研究課題/領域番号 |
15H03359
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
財政・公共経済
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
持田 信樹 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (20157829)
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研究分担者 |
石田 三成 琉球大学, 法文学部, 准教授 (40571477)
林 正義 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (70318666)
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連携研究者 |
中里 透 上智大学, 経済学部, 准教授 (30302673)
天羽 正継 高崎経済大学, 教養部, 准教授 (60598192)
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研究協力者 |
橋都 由加子
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
15,860千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 3,660千円)
2017年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2015年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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キーワード | 地方債 / 信用リスク / 格付け / 市場公募債 / 銀行等引受債 / 地方財政 / コモンプール / 救済 / 協議制 / 地方公共団体 / 持続可能性 / 地方債市場 / 指定金融機関 |
研究成果の概要 |
地方債の信用力は発行団体ごとの財政状況によって規定される部分と地方財政制度全体として地方債の償還確実性を担保する仕組みによって規定される部分とに分けて考えることができる。前者と後者は完全に分離されているとより、前者が後者にも影響を及ぼしている。近年の地方債市場は個別条件決定方式、夕張市の財政破綻などのイベントを経験したが、コンテイジョン(伝染・伝播)リスクと思われる金利スプレッドの拡大が観察された。低廉で安定的な資金調達の確保と、発行体の財政状況に即した地方債スプレッドの形成を通じた市場による規律づけの確保のいずれを重視するかの政策判断が重要になる。
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