研究課題/領域番号 |
15H03380
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
平野 光俊 神戸大学, 経営学研究科, 教授 (10346281)
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研究分担者 |
江夏 幾多郎 名古屋大学, 経済学研究科, 准教授 (00508525)
余合 淳 名古屋市立大学, 大学院経済学研究科, 准教授 (50736808)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 雇用ポートフォリオ / 雇用システム / 組織内公正性 / 社会的比較 / 基幹化非正社員 / 限定正社員 / 均衡処遇 / 均等処遇 / 人事管理 / 雇用区分 / 非正社員 / 公正性 / ワークライフバランス / 人事部 / 人的資源管理 / 非正規労働者 / 均衡・均等処遇 / 分配的公正 / 衡平理論 / 同一労働同一賃金 / 女性活躍推進 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、日本企業の雇用区分管理手法を組織内公正性の観点から再検討することであった。一連の定量的・定性的調査を通して、以下のことを発見した。1)正社員との処遇格差に関わらず非正社員のモチベーションは低くない。2)その理由は、非正社員は、自身の分配的公正を評価する際に同じ非正社員を比較対象にしているからである。日本企業はこれまで質的基幹化によって非正社員の意欲を喚起する一方、正社員と非正社員の境界の壁を大きくすることによって両者を比較対象としないよう遮断してきた。こうした点を踏まえ、基幹化非正社員、限定正社員、正社員で構成される雇用ポートフォリオモデルを開発した。
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