研究課題
基盤研究(B)
2015年度から2017年度にかけて3つの対人的相互作用に関するfMRI実験を実施した。2015年度の実験では、コストのかかる謝罪が誠意のシグナルとなっているかどうかを検討した。その結果、コストのかかる謝罪を受け取る場面を想像するほど意図性推論に関連する脳部位が活動することを見出した。謝罪は関係へのコミットメント・シグナルと考えられるため、2016年度は謝罪以外のコミットメント・シグナルに反応する脳部位を知らべた。その結果、価値計算にかかわる部位が活動していた。2017年度の実験では、集団謝罪に対して活動する脳部位を調べ、それがが対人的謝罪に反応する脳部位と部分的に一致することを確認した。
すべて 2018 2017 2016
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (7件) (うち国際学会 3件、 招待講演 1件)
Evolution and Human Behavior
巻: 39 号: 2 ページ: 249-256
10.1016/j.evolhumbehav.2018.01.004
Proceedings of the Royal Society B
巻: 283(1835) 号: 1835 ページ: 20160694-20160694
10.1098/rspb.2016.0694
120005842582