研究課題/領域番号 |
15H03452
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
|
研究機関 | 奈良女子大学 |
研究代表者 |
伊藤 美奈子 奈良女子大学, 生活環境科学系, 教授 (20278310)
|
研究分担者 |
相馬 誠一 東京家政大学, 人文学部, 教授 (20299861)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 不登校 / 高等学校 / 社会で生きる力 / 実践研究 / 高校での支援 / 学ぶ力 / 交わる力 / 心身の健康 / 生きる力 / 通信制 / 校内カフェ / 事前指導 / 不登校経験者 / 中途退学 |
研究成果の概要 |
本研究では、高等学校に焦点を当て不登校や中退の現状を明らかにした上で、不登校経験者に必要とされる“社会で生きていく力”に注目し、高等学校における支援の実際と課題について検証を行った。具体的には、不登校経験者が多く通う高等学校をフィールドとし、調査研究や実践研究を行い、不登校経験者が高校を卒業するまでに、その支援ニーズに合わせたさまざまなサポート(教育カリキュラムの工夫や放課後の居場所提供など)が必要であることが明らかになった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、従来の不登校研究からは注目されにくかった高等学校段階の不登校や不登校経験者に注目し、その生徒たちが、入学後も社会で生きていくために不可欠な要素に着目し、実践的な研究を行った点に学術的・実践的意義がある。高等学校における不登校経験者のサポートや、中途退学予防としての教育の在り方についても一つの示唆が得られた点も成果の一つであるといえる。
|