研究課題/領域番号 |
15H03478
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 日本女子大学 |
研究代表者 |
今井 康雄 日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (50168499)
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研究分担者 |
池田 全之 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 教授 (50212775)
児美川 佳代子 (小松佳代子) 東京藝術大学, 美術学部, 准教授 (50292800)
真壁 宏幹 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (90229328)
山名 淳 京都大学, 教育学研究科, 准教授 (80240050)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2017年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2016年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
2015年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
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キーワード | モノ / メディア / 人間形成論 / 美術教育 / 教育空間 / 教育思想 / 人間形成 |
研究成果の概要 |
理論的研究においては、「モノ」という視点が、現代的条件のもとで「経験」の可能性を構想し、ドイツ語圏の教育思想が構想してきた人間形成(Bildung)を起動させる上で、有効な手がかりとなることを確認した。経験的研究においては、現代美術と子どもたちとの関わりのなかで、既成の意味に解消できないような対象の物質性(「モノ」)が浮上する可能性があること、また、そのようなモノの次元は、それを意味の次元に還元しがちな鑑賞の場面でよりも、美的な制作の場面で経験される可能性が高いことを明らかにした。 以上の研究成果は、海外研究者8人を含む17人が寄稿した研究成果報告書(全355頁)にまとめた。
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