研究課題/領域番号 |
15H03490
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
油布 佐和子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (80183987)
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研究分担者 |
中澤 渉 大阪大学, 人間科学研究科, 准教授 (00403311)
保田 直美 佛教大学, 教育学部, 准教授 (00751794)
紅林 伸幸 常葉大学, 教育学部, 教授 (40262068)
高島 裕美 拓殖大学北海道短期大学, その他部局等, 助教 (40751128)
川村 光 関西国際大学, 教育学部, 教授 (50452230)
川上 泰彦 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 准教授 (70436450)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2017年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2016年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2015年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
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キーワード | 教師の生活と意識 / グローバリゼーション / 長時間労働 / 労働契約 / 労働組合 / 時系列調査 / 教師の勤務環境 / 教員組合 / 新自由主義的教育改革 / workload / 教員政策 / 個人化 / 教師の同僚関係 / 雇用契約 / 教師の労働環境 / 専門職性 / 教育改革 / 新自由主義 / 多忙化 |
研究成果の概要 |
アンケート調査と海外でのインタビュー調査によって得られた知見は以下のとおりである。 1)教職が「高い社会的評価」や「恵まれた経済状況」ではないにもかかわらず、教師の満足感は極めて高く、「使命感がなければできない」職業であるとするものが97%にも達している。②学校の運営や職員会議への参加は高くないが、同僚とは授業を参観しあうなど、「教科を教える」という業務に限定する傾向がみられ、それは前3回調査と比較しても強くなっている。2)海外では、教育委員会と労働組合による契約の下で雇用されるため、労働について明確な規約があり、日本のような役割拡大にも至らず、UK以外は長時間労働が必ずしも問題になっていない。
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