研究課題/領域番号 |
15H03491
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 佛教大学 |
研究代表者 |
原 清治 佛教大学, 教育学部, 教授 (20278469)
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研究分担者 |
山内 乾史 神戸大学, 大学教育推進機構, 教授 (20240070)
松浦 善満 龍谷大学, 文学部, 教授 (40243365)
大多和 直樹 帝京大学, 文学部, 准教授 (60302600)
小針 誠 青山学院大学, 教育人間科学部, 教授 (90388067)
小林 至道 青山学院大学, アカデミックライティングセンター, 助手 (60784692)
浅田 瞳 華頂短期大学, 幼児教育学科, 准教授 (80454859)
堀出 雅人 華頂短期大学, 総合文化学科, 講師 (50710638)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | ネットいじめ / 大規模調査 / 質問紙調査 / パネル調査 / 教育社会学 / 精神的ダメージ / 肉体的攻撃性 / 学力コーホートによるいじめ発生の違い / 青少年問題 / 学校病理 |
研究成果の概要 |
本研究は京滋エリアを対象とした大規模調査によるネットいじめの変化とその構造について明らかにしたものである。2015年に調査を実施し、年次ごとに調査協力を得られた学校を中心にアンケート調査を継続し、その変化について明らかにした。 本研究を通して、ネットいじめの様態は4年という短いスパンであってもその対象や状況、性質が変化しており、今後同様の調査を実施した場合、似通っている部分と大きく異なる部分が出てくることが想定される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
いじめの大規模調査は多くの先行研究が見られるが、ネットいじめに関する大規模調査、とくに自治体を超えた悉皆調査は現時点で見当たらず、ネットいじめの量的調査の先行研究として意味あるものとなった。 また、啓発前後の効果を検証するためにアンケート調査を実施し、ネットいじめの発生率が低下していることを明らかにしたことは、いじめ研究において大きな示唆を与えた。これまでのいじめ研究の多くはいじめの実態そのものを取り上げたものが多く、いじめを減じるための手立てやその活動によってどの程度いじめが減じられたのかといった実証的なデータを含んだものは管見の限りなく、本研究の持つ意味は決して小さくない。
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