研究課題/領域番号 |
15H03495
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
戸田 善治 千葉大学, 教育学部, 教授 (50207586)
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研究分担者 |
竹内 裕一 千葉大学, 教育学部, 教授 (00216855)
小関 悠一郎 千葉大学, 教育学部, 准教授 (20636071)
澤田 典子 千葉大学, 教育学部, 教授 (50311650)
辻本 諭 岐阜大学, 教育学部, 准教授 (50706934)
今津 敏晃 亜細亜大学, 法学部, 准教授 (60449973)
青山 治世 亜細亜大学, 国際関係学部, 准教授 (60634285)
田中 伸 岐阜大学, 教育学部, 准教授 (70508465)
三浦 朋子 亜細亜大学, 法学部, 准教授 (70586479)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
15,860千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 3,660千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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キーワード | シティズンシップ教育 / 歴史学習 / 歴史総合 / メンバーシップ / シティズンシップ / 歴史教育 / 単元開発 |
研究成果の概要 |
シティズンシップの育成に対して歴史学習はいかなる貢献が可能か,というシティズンシップと歴史学習の関係性を逆転させ,歴史的事象の特性を生かした歴史学習で育成可能なシティズンシップを歴史上のある社会集団の一員としてのメンバーシップであると明確化した。 歴史学習だからこそ可能となるシティズンシップを育成する小単元群を開発するとともに、開発した小単元群を小・中・高校の社会系教科の最終単元あるいは歴史学習の最終単元として位置づけた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義として、以下の4点を挙げることができる。第1に、歴史学習でこそ育成できるシティズンシップを明確化した点である。第2に、歴史学習だからこそ可能となるシティズンシップ育成方法論を提案している点である。第3に、上記第1・第2の学術的意義を具体化した必修単元「シティズンシップ」を作成し、小・中・高校の社会系教科内における最終単元に位置づけることを提案した点である。そして第4に、社会参画型シティズンシップ論を中核概念とすることで社会科から切り捨てられた観のあった歴史学習を社会科内に位置づける論理を構築することができた点である。
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