研究課題/領域番号 |
15H03496
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
本田 勝久 千葉大学, 教育学部, 教授 (60362745)
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研究分担者 |
建内 高昭 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (10300170)
粕谷 恭子 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40456249)
松宮 奈賀子 広島大学, 教育学研究科, 准教授 (70342326)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
14,690千円 (直接経費: 11,300千円、間接経費: 3,390千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
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キーワード | 教員養成 / 小学校英語 / カリキュラム策定 / 実践的指導力 / 高度化 |
研究成果の概要 |
小学校の教育課程に英語が教科として追加されることに伴い,小学校英語教科教育法及び教科専門科目を組み込んだカリキュラムを編成し,専門職としての高度な知識と技能を身につけた小学校英語の指導的役割を担う教員を育成するための教員養成の高度化に関するカリキュラムを提案した。具体的には,東アジア諸国における小学校英語教科専門科目の枠組みを整理し,「小学校教員養成 外国語(英語)コアカリキュラム」を踏まえて,今後の日本の小学校英語教員養成に関する教科専門科目の位置づけと履修基準を提案した。また,既存の授業科目の枠を超えた学外学修プログラム(海外教育実習など)のような教員養成の高度化に対応する方策を検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,教職課程のグローバル化,教員養成の高度化,教育課題の輻輳化に対応するため,小学校英語教員養成の高度化に関するカリキュラムを策定し,小学校英語教科教育法及び教科専門科目を構築することを目的としている。全科担任養成から専科教員養成へと段階的に移行するための教科専門科目を構築することによって,日本の担任養成を生かした小学校英語教員養成と指導者育成を報告する。本研究で取り組む「実践的指導力の育成を目指す小学校英語教員養成カリキュラム」は,新たな教員養成と免許制度を見据えて,教員の能力向上や教育実習のあり方を視野に入れたものである。今後の教員養成に資する研究として位置づけられる。
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