研究課題/領域番号 |
15H03505
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
|
研究機関 | 福岡教育大学 |
研究代表者 |
貴志 倫子 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (60346468)
|
研究分担者 |
荒井 紀子 大阪体育大学, 教育学部, 特任教授 (90212597)
井元 りえ 女子栄養大学, 栄養学部, 教授 (30412612)
亀井 佑子 愛国学園短期大学, その他部局等, 教授 (90557331)
鈴木 真由子 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (60241197)
羽根 裕子 名古屋文化短期大学, 専攻科, 教授 (00748098)
一色 玲子 島根大学, 教育学部, 客員研究員 (30582241)
|
研究協力者 |
神澤 志乃
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
15,600千円 (直接経費: 12,000千円、間接経費: 3,600千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2015年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
|
キーワード | 生活者育成 / レッスン・スタディ / 国際連携 / 責任ある暮らし / 家庭科 / 授業改善 / 各教科の教育 / 全国組織 |
研究成果の概要 |
1)レッスン・スタディ(LS)の動向把握,2)「責任ある暮らし」実現のための生活者に必要な能力の整理と32事例の授業分析,3) 14カ国の家庭科研究者・実践者への調査に基づく学力や学習内容の特徴の分類,4)日本の家庭科の授業研究の重層的かつ多彩な実施形態の整理と諸外国の家庭科LSの把握を行った。さらに5) 生活者育成のLSモデル提案およびその国際的検討として平成29年8月にアイルランド,スウェーデン,シンガポールの海外連携研究者を招聘して国際会議を開催し,6)生活者育成をめざす教師の授業力向上のためのLSについて論文投稿,日英版の国際会議報告書配布とweb作成により情報発信した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって,1)生活者育成を目的とする国際的なカリキュラムの最新情報を整理できた点,2)レッスン・スタディに着目し,教科・科目に共通するねらいやその達成度を具体的に検討できた点,3)各国共通の生活課題に対する授業力向上の方法論をもとにレッスン・スタディのモデルを精査できた点に学術的意義がある。 日本の比較教育研究は,諸外国の取り組みを吸収することに重きが置かれてきたが,本研究成果は,グローバルな視点に立ち,日本の良い部分を発信しつつ,他国からも学ぶ双方向性をもって,子どもの生きる力を伸ばすという生活者育成の教科(家庭科)の国際連携を図り,教科研究の国際化を促した点に社会的意義がある。
|