研究課題/領域番号 |
15H03507
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 国立教育政策研究所 |
研究代表者 |
大杉 昭英 国立教育政策研究所, 初等中等教育研究部, フェロー (50353397)
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研究分担者 |
中原 朋生 川崎医療短期大学, 医療保育科, 教授 (30413511)
須本 良夫 岐阜大学, 教育学部, 教授 (30547691)
橋本 康弘 福井大学, 学術研究院教育・人文社会系部門(教員養成), 教授 (70346295)
田中 伸 岐阜大学, 教育学部, 准教授 (70508465)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
2017年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2015年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | 価値学習 / 授業構成 / カリキュラム / 市民性教育 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,価値多元社会における社会系教科の価値学習の在り方を明らかにすることである。そのため,欧米の先進的な取組を参考にしながら日本の社会系教科における価値判断を行う授業を開発した。そして,児童生徒は,いつ,どのような価値概念を習得し,それを活用してどのような価値判断を行ったかについて調査した。その結果,小中学生は日常経験を基に主観的・恣意的な判断を行うことが多いことが分かった。一方,高校生や大学生は,功利主義などの概念を価値判断基準として用いていたことが分かった。この結果を踏まえ,小・中学校社会科に社会倫理を取り入れ,高等学校公民科へと接続するカリキュラムが必要となることを提言した。
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