研究課題/領域番号 |
15H03520
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ナノ構造化学
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
川崎 英也 関西大学, 化学生命工学部, 教授 (50322285)
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研究分担者 |
宮治 裕史 北海道大学, 大学病院, 講師 (50372256)
大坂 一生 北陸先端科学技術大学院大学, ナノマテリアルテクノロジーセンター, 講師 (90550244)
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連携研究者 |
田村 裕 関西大学, 化学生命工学部, 教授 (20163694)
古池 哲也 関西大学, 化学生命工学部, 教授 (10360942)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
15,080千円 (直接経費: 11,600千円、間接経費: 3,480千円)
2017年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2015年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
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キーワード | 金ナノクラスター / 光増感剤 / PDT / 有機色素 / a-PDT / 歯周病 / 金属クラスター / 抗菌光線力学療法 |
研究成果の概要 |
本研究では、金ナノクラスター(AuNCs)(約1nmの金粒子)を光増感剤とする一重項酸素(1O2,活性酸素の一つで強い酸化力がある)発生メカニズムを明らかにし、1O2を大量発生するAuNCsを創出することを目的とした。AuNCsを含む種々の新規光増感剤(金銀合金ナノクラスター、AuNCsとタンパク質複合体、AuNCsと天然高分子との複合ナノゲル)を開発し、その光増感作用により発生する1O2が歯周病の殺菌に有効であることを見出した。20歳以上の約80%の人が歯周病といわれている状況下で、AuNCsを用いたa-PDT治療は、新しい歯周病治療法として、歯周病患者の治療に貢献できると期待される。
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