研究課題/領域番号 |
15H03534
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ナノ材料化学
|
研究機関 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
馬 仁志 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点, グループリーダー (90391218)
|
連携研究者 |
高田 和典 (海老名 保男) 物質・材料研究機構, エネルギー・環境材料拠点, 拠点長 (30354400)
|
研究協力者 |
孫 鵬展
馬 ウェー
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
13,780千円 (直接経費: 10,600千円、間接経費: 3,180千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2016年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
|
キーワード | 水酸化物 / ナノシート / イオン伝導 / 複合材料 / 燃料電池 / 遷移金属 / ナノ構造 / 機能開拓 / ナノコーン / イオン交換 / グラフェン / 脱塩処理 |
研究成果の概要 |
水酸化物ナノシートと酸化グラフェンを分子レベルで複合化することによって、超格子構造を有するハイブリッド薄膜・メンブレンを創製し、これが高選択的イオン分離・輸送特性(1価対3価陽イオンの相対選択倍率が30以上)を示すことを明らかにした。また、水酸化物ナノシートが10-1 S/cmに近く、非常に高いイオン伝導性を示すことを発見した。この伝導率は従来の水酸化物イオン伝導体と比べ10~100倍という高い値である 。これとは対照的に、ナノシートの厚み方向の伝導率は僅か10-6 S/cm程度であることが分かった。この異方的伝導特性はナノシートの2次元構造に起因していると考えられる。
|