研究課題/領域番号 |
15H03544
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ナノマイクロシステム
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
垣内 喜代三 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (60152592)
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研究分担者 |
徳田 崇 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授 (50314539)
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研究協力者 |
太田 淳
西山 靖浩
中野 百恵
野口 次郎
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2017年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2016年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2015年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | マイクロ・ナノデバイス / CMOSセンサ / マイクロフロー / 有機光反応 / インライン有機光反応システム / マクロフロー / オンタイム有機光反応システム / 不斉[2+2]光付加環化 / 不斉Paterno-Buchi反応 / キャピラリーリアクター / スラグ流 / CMOS半導体集積回路技術 / オンタイム計測 |
研究成果の概要 |
本研究では、光反応に適したフローマイクロデバイスの設計・構築を行った。光反応では、マイクロリアクターでしか作り出せないフローモードである二相交互流(スラグ流)環境が反応液への高効率光照射を可能とし、単相流よりもさらに高効率に反応が進行することを見出した。さらに、不斉光反応をインライン計測するためのオンチップ吸光度センサおよび変更分析CMOSイメージセンサの動作実証を行い、一連の光反応の進行度合いを吸光度並びに旋光度の両方から追跡することに成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究から、有機光化学反応の物質移動の効果に関する新しい知見が得られただけでなく、有機光化学・合成化学とマイクロ計測デバイス学が融合した新しい研究領域を生み出せ、学術的意義は極めて大きい。その成果は、創薬をはじめとする合成分野への波及効果が極めて大きい。以上の成果は、様々な熱反応、触媒反応や、微量分析へ展開が考えられ、未来型インライン自動合成システムのモデルを提供するものとなりうる。
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