研究課題/領域番号 |
15H03551
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用物性
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
大野 恭秀 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(理工学域), 准教授 (90362623)
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研究分担者 |
永瀬 雅夫 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(理工学域), 教授 (20393762)
金井 康 大阪大学, 産業科学研究所, 助教 (30721310)
前橋 兼三 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (40229323)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
15,600千円 (直接経費: 12,000千円、間接経費: 3,600千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2015年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
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キーワード | グラフェン / バイオセンサ / センサ / エピタキシャル |
研究成果の概要 |
近年合成に成功した大面積単結晶エピタキシャルグラフェンを用いてバイオセンサ応用の研究を行った。これまで機械剥離法やCVD法で作製されたグラフェンは、溶液のpHに対して高感度に反応することが知られていたが、単結晶エピタキシャルグラフェン膜では全く反応しないことが判明した。また、水素イオンだけではなく、基本的にグラフェンはイオンには反応を示さないことが実験的に観測された。例外として、芳香族などのベンゼン環を持つイオン(フタル酸イオンなど)はグラフェン表面とπ軌道相互作用による反応によって、電気特性に変化が生じることが初めて示された。これらの結果によりグラフェン本来の特性を得ることに初めて成功した。
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