研究課題/領域番号 |
15H03586
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用物理学一般
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
淡路 智 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (10222770)
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研究分担者 |
津田 理 東北大学, 工学研究科, 教授 (10267411)
宮城 大輔 東北大学, 工学研究科, 准教授 (10346413)
小黒 英俊 東北大学, 金属材料研究所, 助教 (90567471)
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研究協力者 |
長屋 重夫 中部電力(株)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2017年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2016年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
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キーワード | 高温超伝導 / 電磁力 / 機械特性 / 超伝導マグネット / 高電磁力 / 超伝導材料・素子 / 複合材料・物性 |
研究成果の概要 |
本研究は50T 級超伝導マグネット開発において問題となる巨大電磁力を克服するため,コイル構造そのものに電磁力を支持させるYOROIと呼ばれる新しい補強構造の影響を実験と数値計算の両面から研究した。実験では,現実的な体積の補強構造を有するモデルコイルを作製し,高電磁力下で試験を行った。その結果,1000MPaの電磁力を補強により200MPa程度まで低減できることが分かった。これらの結果は,概ね数値計算結果と一致した。これらの結果を受け,50T超伝導マグネットにおける最内層コイルが,500MPaの線材強度以下で設計可能であることを示すことに成功した。
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