研究課題/領域番号 |
15H03659
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
小田原 厚子 大阪大学, 理学研究科, 准教授 (30264013)
|
研究分担者 |
下田 正 大阪大学, 理学研究科, 教授 (70135656)
|
連携研究者 |
松尾 由賀利 法政大学, 理工学部, 教授 (50231593)
畠山 温 東京農工大学, 工学部, 准教授 (70345073)
|
研究協力者 |
LASSEN Jens TRIUMF, Laser Applications, Group Leader
LEVY Phil TRIUMF, Resonant Ionization Laser Ion Source group, Senior Scientist
PEARSON Matt TRIUMF, Laser Spectroscopy group, Senior Scientist
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2015年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
|
キーワード | スピン偏極ビーム / 超微細構造 / 新奇レーザー分光法の開発 / 中性子過剰核 / 32Na / 32Mg / 魔法数20の消失 / スピン・パリティの決定 / 実験核物理 / レーザー光ポンピング / 原子核構造 / 実験核実験 / レーザーポンピング / 偏極ビーム / ベータ線非対称度測定 |
研究成果の概要 |
「逆転の島」と呼ばれる魔法数20近傍の中性子過剰核は、魔法数の性質を失い、変形しているという報告以来、様々なグループによって研究が行われてきた。我々はスピン偏極した原子核のβ崩壊の非等方性から娘核のスピン・パリティを決定できるという独自の手法で構造解明を進めてきた。しかし、その中心核である32Naは生成が難しいことから、基底状態の超微細構造でさえいまだ決定できていない。本研究では、毎秒100個以下という非常に少ない生成量の不安定核でも超微細構造を測定可能な新奇レーザー分光法の開発を行った。この手法の確立により、中性子過剰核の測定限界を安定核からさらに遠くへと広げることができる。
|