研究課題/領域番号 |
15H03672
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
酒井 英行 国立研究開発法人理化学研究所, 仁科加速器研究センター, 部長 (90030030)
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連携研究者 |
矢向 謙太郎 東京大学, 理学系研究科・原子核科学研究センター, 准教授 (50361572)
道正 新一郎 東京大学, 理学系研究科・原子核科学研究センター, 助教 (80392140)
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研究協力者 |
大田 晋輔 東京大学, 理学系研究科・原子核科学研究センター, 助教
川田 敬太 東京大学, 理学系研究科・原子核科学研究センター, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
15,210千円 (直接経費: 11,700千円、間接経費: 3,510千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2015年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | 実験核物理 / アイソマービーム / 破砕核反応 / ダイヤモンド検出器 / 荷電交換核反応 / ガモフテラー遷移 / 荷電交換反応 |
研究成果の概要 |
原子核のアイソマー励起状態を使って励起状態からの核反応を実現するための基礎技術を確立することである。具体的には、①励起状態にあるアイソマーの弁別手法(TOF法)の基盤的技術開発と②アイソマー状態をより多く含む破砕核反応を実験的に見つけるのが目的である。①ダイヤモンド検出器と高速回路系により、時間分解能(2台の検出器合計)40ps(FWHM))を実現した。②52Fe(12+)アイソマー比Rの高い破砕核反応を、58Ni, 59Co, 82Krを一次ビームとし系統的に調べ、82Kr->52Fe(12+)+10p20nに於いてR~35%であることを得た。 これにより当初目標は達成された。
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