研究課題/領域番号 |
15H03686
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
田仲 由喜夫 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (40212039)
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研究分担者 |
柏谷 聡 国立研究開発法人産業技術総合研究所, その他部局等, 首席研究員 (40356770)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2015年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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キーワード | 超伝導対称性 / 超伝導近接効果 / マヨラナフェルミオン / 2重量子ドット / スピン3重項超伝導体 / 近接効果 / トンネル効果 / 超伝導 / 対称性 / 新奇なクーパー対 / 接合系 / Eilenberger 方程式 / アンドレーエフ束縛状態 / 奇周波数ペア / 不純物散乱 |
研究成果の概要 |
奇周波数電子対とは2電子の持つ時間の自由度を入れ替えることで符号変化をする電子対である。理論研究としては、(1)不純物散乱がある異方的超伝導体・常伝導金属接合における輸送現象(2)2重量子ドットと非局所コンダクタンス(3)トポロジカル超伝導体におけるエッジ状態を奇周波数電子対の観点から調べた。またバルクで奇周波数ギャップ関数が実現されうる2チャンネル近藤格子のトンネル効果・ジョセフソン効果の計算を行った。実験的には、スピン3重項超伝導体Sr2RuO4接合における表面インピーダンスの測定を行い新奇な温度依存性を見出した。また奇周波数ペアの特性を用いた冷凍機設計に関する研究も行った。
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