研究課題/領域番号 |
15H03698
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
波多野 恭弘 東京大学, 地震研究所, 准教授 (20360414)
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研究協力者 |
ロイ シュバディープ 東京大学, 地震研究所, 特任研究員
田中 宏樹 東京大学, 地震研究所, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
13,520千円 (直接経費: 10,400千円、間接経費: 3,120千円)
2017年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 余震 / 大森則 / 逆大森則 / ファイバーバンドルモデル / 地震 / クリープ / 破壊 / 平均場近似 / 自己組織化 / 前震 |
研究成果の概要 |
複合材料の微小破壊や地震の統計性においてはグーテンベルク・リヒター(GR)則と大森則が普遍的に成立するが、GR則のb値と大森則のc値は材料や断層の物理的状態、とくに応力状態を反映すると考えられている。我々はこの仮説に注目し、それを具体的に二つの系で検証した。 剪断される粉体系では、b値とc値ともに応力に対し負の依存性を示し、c値に関しては指数関数依存性を持つことを発見した。 岩石を模擬したファイバーバンドルモデルにおいては大森則のみならず逆大森則の成立も確認し、その原因がサドルノード分岐であることを発見した。ここでのc値は応力よりはむしろ系の不均一性に依存することが分かった。
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