研究課題/領域番号 |
15H03701
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
池田 研介 立命館大学, 理工学部, 教授 (40151287)
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研究分担者 |
首藤 啓 首都大学東京, 理工学研究科, 教授 (60206258)
高橋 公也 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 教授 (70188001)
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研究協力者 |
山田 弘明 山田物理学研究所
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
15,730千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 3,630千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
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キーワード | tunneling effect / semiclassical theory / nonintegrable sysem / quantum chaos / dynamical theory / nonintegrable system |
研究成果の概要 |
近可積分領域の非可積分系のトンネル効果が提唱した「くりこみ摂動論」によって研究され、くりこみ不能な相互作用によって可積分系のinstantonトンネル過程が非可積分トンネル過程に転移する様相と後者の特性が解明された。我々の方法論的根幹にある複素半古典理論の難点とされたStokes現象を支配するStokes幾何が厳密WKB法にもとづき、量子写像の反可積分極限に対し解明され、実効軌道数表式を導いた。量子カオスに於ける混合性転移の臨界現象が明らかにされた。未解明の有界系での転移を解明する新方法が提案され、理想混合状態での古典相関追従寿命が従来の評価より遙かに長い事を明らかにした。
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