研究課題/領域番号 |
15H03702
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
原子・分子・量子エレクトロニクス
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
関川 太郎 北海道大学, 工学研究院, 准教授 (90282607)
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連携研究者 |
武次 徹也 北海道大学, 大学院理学研究院, 教授 (90280932)
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研究協力者 |
飯窪 亮
天宅 建晴
荒木 孝太郎
跡部 龍之介
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2015年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
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キーワード | 高次高調波 / 時間分解光電子分光 / 光化学反応 / 非断熱遷移 / 分子軌道 / 光電子分光 / 円錐交差 / 共役分子 / 置換基効果 / 共役ジエン |
研究成果の概要 |
これまでの1,3-butadiene(BD)の励起状態における構造に関する知見に基づき,立体効果もしくは質量効果により励起緩和経路を制御することを目的とし,BDの末端水素原子をメチル基(-CH3)により置換した,1,3-pentadiene(PD)及び2,5-dimethyl-2,4-hexadiene(DH)の光励起緩和ダイナミクスを観測した.励起緩和後のDHの光電子スペクトルのみが大きく変化した. 理論計算によると,DHの円錐交差での構造は,立体障害のため他の二つと大きく異なる.そのため,基底状態緩和後,励起された分子振動が異なる.相互作用モードの違いによりスペクトルが異なると考えられる.
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