研究課題/領域番号 |
15H03708
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
谷口 貴志 京都大学, 工学研究科, 准教授 (60293669)
|
連携研究者 |
山本 量一 京都大学, 大学院工学研究科, 教授 (10263401)
モリーナ ジョン 京都大学, 大学院工学研究科, 助教 (20727581)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2016年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2015年度: 11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
|
キーワード | ソフトマター物理 / 脂質膜 / 自発曲率 / 計算物理 / ソフトマター物理学 / 統計力学 / シグナル伝達 / 脂質 / ミクロ相分離 |
研究成果の概要 |
本研究は,膜外からの刺激による膜機能発現を物理の視点からの解明することを目的とし,次の2つ問題: (1)膜外物質が膜脂質に結合するという刺激(局所的刺激)が膜の動的な変化を引き起こす機構と(2)膜外の特定の化学物質場の刺激(大域的刺激)に誘起される膜の大変形の機構解明を行った. 局所的刺激に対する応答の研究では,膜の脂質組成と刺激を受けたGPI アンカー型受容体(GPI-AR)との相互作用と組成の揺らぎとの競合が,クラスタ形成と一時的ドメイン生成決定していることを明らかにした. NaOH水溶液注入による膜への大域的刺激の研究ではイオンの移流と拡散が膜変形を支配していることを明らかにした.
|