研究課題
基盤研究(B)
惑星大気・プラズマの観測を目指した極周回成層圏テレスコープFUJIN-2を開発した。最初の科学目標は金星大気力学、化学過程、紫外吸収物質の同定とした。FUJIN-1の実験データに基づいて、光学系、電源系、姿勢制御系の製作及び調整を完了した。スウェーデン・キルナにあるESRANGEにおいて気球実験を実施するため、資金調達の提案をしている。金星大気に関する科学成果としては、金星探査機「あかつき」中間赤外カメラによる大規模定在温度構造の発見が上げられる。観測データの詳細な解析から、それらは太陽放射をエネルギー源として地上付近で発生した大気重力波が雲頂高度まで伝播して形成されたと推測される。
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すべて 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 4件、 査読あり 9件、 オープンアクセス 8件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (14件) (うち国際学会 1件)
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