研究課題/領域番号 |
15H03750
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
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研究機関 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
富岡 尚敬 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 高知コア研究所, 主任技術研究員 (30335418)
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研究分担者 |
伊藤 元雄 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 高知コア研究所, グループリーダー代理 (40606109)
Das Kaushik 広島大学, 理学研究科, 准教授 (40634077)
安東 淳一 広島大学, 理学研究科, 教授 (50291480)
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研究協力者 |
大西 市朗
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2017年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2015年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
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キーワード | 欠陥 / マントル鉱物 / 原子拡散 / 透過電子顕微鏡 / カンラン石 / 準スピネル構造 / リングウッダイト / 無拡散相転移 / TEM / 地殻・マントル物質 / 格子欠陥 / 電子顕微鏡 / ケイ酸塩 / 集束イオンビーム装置 / 面欠陥 / 拡散 / 輝石 |
研究成果の概要 |
ケイ酸塩鉱物中の欠陥場における陽イオン拡散を明らかにするため、天然試料と実験回収試料について、透過電子顕微鏡を中心とするナノスケールでの微細組織・結晶構造・元素分布の解析を行った。特に、天然の輝石とカンラン石の欠陥中のFeイオンの拡散現象を検討した結果、結晶中の欠陥構造である転位と積層欠陥が、高速拡散路として重要な役割を果たすことが定性的ながら示された。また、本研究課題の一部として隕石鉱物の欠陥構造の記載を行う過程で、輝石とカンラン石のそれぞれについて新高圧相を発見し、マントルに沈み込む海洋プレート内の高圧相転移メカニズムについて、新たな知見が得られた。
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