研究課題/領域番号 |
15H03781
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
そ合 憲三 東京理科大学, 理学部第一部応用化学科, 教授 (90147504)
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研究分担者 |
松本 有正 奈良女子大学, 自然科学系, 助教 (20633407)
川崎 常臣 東京理科大学, 理学部第一部応用化学科, 准教授 (40385513)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
13,780千円 (直接経費: 10,600千円、間接経費: 3,180千円)
2017年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2015年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
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キーワード | 不斉自己触媒反応 / 不斉の起源 / そ合反応 / キラリティー / 不斉増幅 / 同位体 / 石膏 / 不斉触媒 / ホモキラリティー / Soai反応 / 絶対不斉合成 / 不斉自己触媒 / 不斉合成 / 不斉誘導 / 有機化学 / ヘリカルシリカ / 触媒 / 結晶構造 |
研究成果の概要 |
ピリミジルアルカノールの不斉自己触媒反応(そ合反応)は,キラル化合物が自己を生成する触媒として作用して自己増殖しつつ,鏡像異性体過剰率を向上させる。不斉の起源の解明は多くの興味を集めている。そ合反応を用いてキラル化合物の不斉起源の研究を行った。アキラルな無機結晶である石膏のエナンチオトピック表面,窒素同位体によるキラルジアミン,アキラルな化合物が形成するキラル結晶を,鉱物であるレトゲルサイトのキラル結晶,およびキラルなメソポーラスシリカ等が,不斉自己触媒反応の不斉起源として有効に作用することを見出した。さらに,不斉自己触媒の構造を解明し,温度によるエナンチオ選択性の逆転現象を見出した。
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