研究課題/領域番号 |
15H03783
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機化学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
栗原 正人 山形大学, 理学部, 教授 (50292826)
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研究分担者 |
金井塚 勝彦 山形大学, 理学部, 准教授 (50457438)
石崎 学 山形大学, 理学部, 助教 (60610334)
冨樫 貴成 山形大学, 理学部, 助教 (80510122)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
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キーワード | ナノ結晶 / 配位高分子 / プルシアンブルー / プロトン伝導 / 溶液プロセス / 規則配列 / 界面接合 / イオン伝導 / 電子伝導 / 薄膜 / プリンテッドエレクトロニクス / 自己組織化膜 |
研究成果の概要 |
PBナノ結晶を自己組織化膜に吸着させ単粒子膜を作製した。その単粒子膜を120℃加熱し粒子間を化学接合した。ボードプロット解析から、未加熱膜では、結晶界面支配の低周波数・低プロトン伝導が、加熱膜では、その低周波数成分が消失し、高周波数・高プロトン伝導が発現した。加熱膜の超プロトン伝導(10-1 Scm-1)は、湿度依存性(保水力)においてもナフィオン膜よりも高性能だった。未加熱膜のvehicleから、低温加熱によってGrotthuss機構に変化することが分かった。この「Grain-boundary free」伝導は、ナノ結晶集合膜でありながら、疑似的単結晶膜として機能する初めての報告である。
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