研究課題/領域番号 |
15H03793
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能物性化学
|
研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
石田 尚行 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 教授 (00232306)
|
研究協力者 |
小金 民造 電気通信大学
岡澤 厚 東京大学
金友 拓哉 東京理科大学
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
13,260千円 (直接経費: 10,200千円、間接経費: 3,060千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2015年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
|
キーワード | 分子性磁性体 / 集積型金属錯体 / 超分子科学 / 単分子磁石 / 高スピン分子 / 相転移 / 機能材料 / 分子性固体 / 磁性 / 超分子化学 / ナノ材料 / スピンクロスオーバー / 有機ラジカル / 構造相転移 / スピン平衡 / 置換基効果 / 有機化学 / 結晶工学 / 複合材料・物性 |
研究成果の概要 |
分子磁性という学問分野は我国が世界に誇れる基幹物理化学の一つである。この分野発の新規材料群で、学界・産業界に貢献することは重要である。有機材料の柔軟性に起因して、ラジカルと遷移金属イオンからなる物質の中からスピン転移と構造転移がカップルする系をいくつか見いだした。(1) 有機ラジカルだけからなる結晶性固体で、重合・解重合によるスピン消失・出現が見出された。(2) ラジカルと遷移金属イオンからなる系から、スピン転移材料の2例を得ることができた。これはスピンクロスオーバーの機構として全く斬新なものであった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
分子磁性という学問分野は我国が世界に誇れる基幹物理化学の一つである。この分野発の新規材料群で、学界・産業界に貢献することは重要である。本研究推進においては、Dalton Trans. 誌の内表紙採用(2016)、Bull. Chem. Soc.Jpn. 誌のBCSJ Award受賞と表紙採用(2016)、Inorg. Chem. 誌で Editors' Choice (2017)、New J. Chem. 誌で裏表紙採用(2019), および印刷中ながら Org. Lett. 誌で内表紙採用(2019) などのように、外部評価も概して高い。学術上の意義を反映していると考えられる。
|