研究課題/領域番号 |
15H03794
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能物性化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
松田 建児 京都大学, 工学研究科, 教授 (80262145)
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連携研究者 |
東口 顕士 京都大学, 工学研究科, 助教 (90376583)
廣瀬 崇至 京都大学, 工学研究科, 助教 (30626867)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2017年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2015年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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キーワード | 分子コンダクタンス / 電子トンネリング / 分子ワイヤ / 交換相互作用 / π共役系 |
研究成果の概要 |
ラジカル間交換相互作用の理論計算により、3-チエニルエテンでは約400倍の光スイッチングが起こることが分かり、この値はS,S-ジオキシド誘導体や2-チエニルエテンに比べて大きいことが分かった。ジアリールエテンの光スイッチングに伴うスピン間交換相互作用(J)と一次の超分極率(β)の変化についてDFT計算を用いて検討し、Jとβの光スイッチングの基本動作原理を明らかにした。[5]ヘリセンのS1→S0遷移は対称禁制のため蛍光量子収率は4%と低いが、適切な位置に置換基を導入することにより、遷移を対称許容に変化させ、蛍光量子収率を23%に向上させることに成功した。
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