研究課題/領域番号 |
15H03820
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高分子化学
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
石田 康博 国立研究開発法人理化学研究所, 創発物性科学研究センター, チームリーダー (20343113)
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連携研究者 |
橋爪 大輔 国立研究開発法人理化学研究所, 創発物性科学研究センター, ユニットリーダー (00293126)
荒岡 史人 国立研究開発法人理化学研究所, 創発物性科学研究センター, ユニットリーダー (10467029)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2017年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2016年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2015年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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キーワード | 液晶 / 有機ゼオライト / キラリティ / 配向 / 多孔性材料 / 非線形光学 / 光学分割 / ナノ材料 / 高分子合成 / 分子認識 / 自己組織化 / 複合材料・物性 |
研究成果の概要 |
我々は、重合性のカルボン酸とキラルなアミンとの塩を鋳型重合することにより得られる多孔性高分子について研究を続けている。最近、~10 cm2の大面積でキラル空孔が一義的に配向した多孔性高分子フィルムを得る手法を確立した。この材料は、従来の多孔性材料に欠けていた要素を兼備した、興味深い研究対象である。本研究では、この材料について、単結晶X線構造解析に準ずる精密構造解析を行った。また、今回の多孔性高分子が、パラニトロアニリン誘導体を包摂させることで、優れた非線形光学材料になることと、ならびに、鋳型であるキラルなアミンのラセミ体を光学分割するための優れた媒体になることを明らかとした。
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