研究課題/領域番号 |
15H03821
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
分析化学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
盛田 伸一 東北大学, 理学研究科, 准教授 (40462741)
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研究分担者 |
西澤 精一 東北大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (40281969)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2017年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2015年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
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キーワード | ラマン顕微鏡 / 細胞 / スペクトル解析 / 分析科学 / 生細胞 / 分化ダイナミクス |
研究成果の概要 |
現在,生細胞の局所のラマンスペクトルを計測できるようになっている.生細胞に光を当てラマン散乱スペクトルを計測できるようなバイオラマン顕微鏡を開発し,数理解析することで,造血細胞HL60・HeLa細胞の内部状態について実験的な知見を得ることができた.細胞を顕微鏡ステージで飼育しながらラマン計測を行った.造血細胞HL60において,未分化状態から分化・アポトーシスに移行するダイナミクスは,未分化細胞の内部状態に依存することが,ラマン計測により明らかになった.任意の分化状態へ誘導しようとする再生医療の観点からも,得られた情報は重要である.複雑で大量なラマンスペクトルを数理解析する新規な方法を開発した.
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