研究課題/領域番号 |
15H03842
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
グリーン・環境化学
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研究機関 | 北見工業大学 |
研究代表者 |
齋藤 徹 北見工業大学, 工学部, 教授 (40186945)
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研究分担者 |
上原 伸夫 宇都宮大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (50203469)
高貝 慶隆 福島大学, 共生システム理工学類, 准教授 (70399773)
前田 貴史 北見工業大学, 工学部, 特任助教 (80758227)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
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キーワード | 医療排水処理 / 薬物 / 迅速除去 / オルガノクレー / フローテーション / 界面活性剤 / 環境負荷低減 / 除去 / 分解 / 低環境負荷化 / 環境材料 / 水質汚濁・土壌汚染防止・浄化 / 反応・分離工学 / 表面・界面物性 / 凝集 / 環境技術 / 環境分析 / 界面科学 / 抗生物質 / 吸脱着 / 分解反応 / ナノ環境計測 / 溶液化学 |
研究成果の概要 |
医療排水中薬物の高効率除去のための気液および固液界面分離場を設計した。微量のアニオン界面活性剤、高分子電解質、Al(III)を使用する凝集フレーテーション法により、テトラサイクリン系・フルオロキノロン系抗生物質が除去された。抗生物質のAl(III)錯体とドデシル硫酸イオンの疎水性イオン対の気液界面への吸着による。本法により、酸性・塩基性薬物も除去された。 一方、β-ラクタム系抗生物質は二本鎖カチオン界面活性剤修飾オルガノクレーに捕集された。ペニシリンG(m/z = 335)は抗菌性のないペニシロ酸(m/z = 353)に室温で2時間以内に分解した。合成医療排水を用いて実用性を検証した。
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