研究課題/領域番号 |
15H03878
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機工業材料
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
中戸 晃之 九州工業大学, 大学院工学研究院, 教授 (10237315)
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研究分担者 |
川俣 純 山口大学, 大学院創成科学研究科, 教授 (40214689)
岩井 俊昭 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (80183193)
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連携研究者 |
毛利 恵美子 九州工業大学, 大学院工学研究院, 助教 (60380721)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2017年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2015年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
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キーワード | 無機ナノシート / ナノ材料 / 液晶 / コロイド / レーザー / 光操作 / 階層構造 / ナノシート / 光ピンセット / 無機工業材料 / 層状・層間化合物 |
研究成果の概要 |
無機ナノシートが形成するコロイド液晶の構造を、レーザー光の放射圧によって操作し、液晶中での階層的で局所的な構造構築を試みた。ニオブ酸ナノシート液晶中で、ナノシートはレーザー光の入射方向に沿って配向した。焦点付近では、ナノシートは偏光したレーザー光の光電場に依存した配向を示した。しかし、その外縁では、異なる配向、すなわち100 μmに及ぶ巨大な年輪状の組織構造を形成し、その構造は偏光の向きとは無関係であった。焦点での配向は等方相のナノシートのコロイドでも観察されたが、外縁の年輪構造は液晶相に特有であった。これらより、無機ナノシート液晶の構造形成に対する光操作の有効性を確立した。
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