研究課題/領域番号 |
15H03880
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
デバイス関連化学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
小林 範久 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (50195799)
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研究分担者 |
中村 一希 千葉大学, 大学院工学研究院, 准教授 (00554320)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2017年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2015年度: 9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
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キーワード | 先端機能デバイス / ディスプレイ / エレクトロクロミズム / プラズモン共鳴 / 電気化学素子 |
研究成果の概要 |
エレクトロクロミズム(EC)は反射型表示素子や省エネシステムへの展開が期待されている。我々は,銀粒子が局在表面プラズモン共鳴(LSPR)により多様な発色を示すことに着目し,形状や粒径を制御した銀ナノ粒子の電解析出・酸化溶解に基づくマルチカラーEC素子を世界で初めて構築した。また,省エネやフルカラー階調制御の観点から必要不可欠なメモリー性を2時間以上達成した。さらに,組成最適化により明度(L値)の高い色調表現を可能とし,粒子形状と光学状態の相関が時間領域差分法から理論解析できることを証明した。単一素子から黒,ミラー,CMY,RGBの発現が可能であり,広い色域を発現できる可能性を初めて見出した。
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