研究課題/領域番号 |
15H03881
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
デバイス関連化学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
大友 明 東京工業大学, 物質理工学院, 教授 (10344722)
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連携研究者 |
松本 祐司 東北大学, 工学研究科, 教授 (60302981)
組頭 広志 高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 教授 (00345092)
吉松 公平 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (30711030)
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研究協力者 |
増子 尚徳
中村 研太郎
黒川 輝
相馬 拓人
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円)
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キーワード | 薄膜・表面 / 超伝導 / 光触媒 / 遷移金属酸化物 / エピタキシャル成長 / 電気化学セル / 金属-絶縁体転移 / イオン結晶 / エピタキシャル / 電気化学 / 表面・界面物性 / 超伝導材料・量子 |
研究成果の概要 |
遷移金属酸化物は,無毒性や化学的安定性のため,種々の電気化学セルに利用されている。本研究では,薄膜技術と電子相図を用いた解析手法とを組み合わせて,遷移金属酸化物の新しい電気化学的機能を見出すことを目的とした.主な研究成果は以下の通りである.(1)鉄系薄膜からなる光電極構造を様々に工夫した結果,水の光電気化学分解反応の効率が大幅に向上した.(2)チタン酸リチウム薄膜の完全かつ可逆的な超伝導体-絶縁体転移をリチウムイオンの電気化学ドーピングにより実現した.(3)酸化チタン薄膜における新しい超伝導相を発見した.我々の研究方法は,持続可能な社会の構築に役立つ新材料・新機能を見つける強力な方法といえる.
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