研究課題/領域番号 |
15H03986
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子デバイス・電子機器
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
前橋 兼三 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (40229323)
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研究分担者 |
大野 恭秀 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(理工学域), 准教授 (90362623)
金井 康 大阪大学, 産業科学研究所, 助教 (30721310)
生田 昂 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (80805929)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
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キーワード | グラフェン / インフルエンザウイルス / 糖鎖 / 核形成位置制御法 / マイクロ・ナノデバイス / ナノ材料 |
研究成果の概要 |
本研究では、糖鎖プローブをグラフェン上に修飾し、インフルエンザウイルス高感度検出を試みた。まず、核形成位置制御法により高性能デバイスを作製した。これは、マイクロパターンを形成させ、その内に形成される核密度を制御しグラフェンの結晶性を向上させる。その結果、移動度が数倍向上することが分かった。次に、インフルエンザウイルスの代わりに、ヒト・鳥型糖鎖それぞれに特異的な結合を示すニホンニワトコレクチンとイヌエンジュレクチンの検出を行った。グラフェンに糖鎖を修飾することにより、高感度に特異的なレクチンの検出に成功した。以上より、糖鎖修飾グラフェンデバイスは、インフルエンザウイルスを高感度検出に有効である。
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