研究課題/領域番号 |
15H04007
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
村田 英一 京都大学, 情報学研究科, 准教授 (60252475)
|
研究分担者 |
松本 正 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (40452114)
梅原 大祐 京都工芸繊維大学, 情報工学・人間科学系, 教授 (50314258)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2017年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
|
キーワード | 移動体通信 / 先端的通信 / 情報通信工学 / 干渉キャンセル / 端末共同 |
研究成果の概要 |
スマートフォンに代表される携帯電話システムの周波数有効利用に向けて,周辺の無線端末が相互に連携して仮想的に1つの端末として機能させることに取り組んだ.これにより,多数のアンテナを備えた端末とほぼ等価となり,基地局が対応すれば空間多重伝送技術により周波数利用効率が飛躍的に高まる.連携リンクを含めた理論的取り扱い,連携プロトコルを視野に入れた特性評価ならびにフィールド実験により有効性を明らかにした.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
空間多重伝送の周波数利用効率拡大にはアンテナ数を増大させる必要があるが,基地局はまだしも携帯端末では困難である.移動環境においても多重数を拡大できる端末連携技術はまだほとんど研究されていないが,将来に向けて注目され始めている.特に,今後の端末が備える高周波数帯の無線機能をこの連携に活用すれば,スモールセル外において周波数利用効率を大幅に高めることができる.
|