研究課題/領域番号 |
15H04089
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築環境・設備
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研究機関 | 東京工芸大学 |
研究代表者 |
義江 龍一郎 東京工芸大学, 公私立大学の部局等, 学長 (60386901)
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研究分担者 |
白澤 多一 大妻女子大学, 社会情報学部, 准教授 (40423420)
玄 英麗 東京工芸大学, 工学部, 助教 (20770564)
福留 伸高 東京工芸大学, 工学部, 助教 (30599808)
Nguyen Tuan・Anh 東京工芸大学, 工学(系)研究科(研究院), 研究員 (60727254)
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研究協力者 |
藤井 邦雄
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | 地球・都市環境 / 風環境 / 住民参加 |
研究成果の概要 |
携帯風速計とインターネットを用いた住民参加型風環境調査システムを構築した。そのデータを集計し風環境マップとして本研究サイトで公開した。またこの調査で得られた約3500個の風速および自由記述データをテキストマイニングにより分析し、①樹木、②屋外設置物、③髪・帽子・衣服、④傘、⑤歩行・風速感、⑥自転車の各々を対象とした6つの新たな風力階級表を提案した。 また別途行った風速と温湿度と体感の実測調査より得られた約2000個のデータの分析結果から、最大瞬間風速に次いで気温が風の体感に大きな影響を与えることや、湿度の影響は小さいことが明らかとなった。さらに気温の影響を組み入れた風環境評価指標を提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
住民参加型風環境調査結果を、風環境マップとしてwebで公開するとともに、地域住民集会でも報告し意見交換することで、地域社会の風環境への理解の促進と認識の共有化に寄与することができた。また住民の自由記述のテキストマイニング分析に基づき提案した6つの風力階級表により、多様な事象・人体感覚と風速との関係を、一般の方たちにもわかりやすく示すことができたことは、学術的にも社会的にも意義がある。 さらに本研究で実施した風洞実験や数値流体解析で強風域と評価された地点が、住民参加型風環境調査で強風と申告された地点とよく対応することが確認され、環境影響評価(環境アセスメント)手法の妥当性を示すことができた。
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