研究課題/領域番号 |
15H04115
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金属物性・材料
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
巽 一厳 名古屋大学, 未来材料・システム研究所, 准教授 (00372532)
|
連携研究者 |
武藤 俊介 未来材料・システム研究所, 教授 (20209985)
|
研究協力者 |
Rusz Jan ウプサラ大学, 天文物理学研究所, 助教授
Spiegelberg Jakob ウプサラ大学, 天文物理学研究所
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2015年度: 11,960千円 (直接経費: 9,200千円、間接経費: 2,760千円)
|
キーワード | 走査透過電子顕微鏡 / 電子線エネルギー損失分光 / 電子磁気円二色性 / 電子磁気直線二色性 / 統計解析 / EELS / STEM / EMCD / EMLD / 非弾性散乱 / 特型絞り / 電子磁気円2色性 / 電子磁気直線2色性 / 透過電子顕微鏡 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、わずか10 nmの結晶サイズで足る、物質中のスピン状態の新しい元素選択的計測法を構築し、スピントロニクス材料のナノスピンイメージングに応用することである。 電子磁気直線二色性信号(EMLD)は,スピンモーメントの大きなスピネル酸化物で有意な差スペクトルを計測した.特型EELS絞りを用いた電子磁気円二色性(EMCD)は,装置の不安定性により望みの信号を得られていない.鉄のL2,3端EELSを計測しそのデータを統計解析することで,理論予測された原子面分解能EMCDを実証した.これは,条件付きではあるが,目標に掲げた10nmの結晶サイズでのスピン状態の分析法を達成したと言える.
|