研究課題/領域番号 |
15H04124
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機材料・物性
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
大幸 裕介 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (70514404)
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研究分担者 |
早川 知克 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00293746)
吉田 智 滋賀県立大学, 工学部, 准教授 (20275168)
武藤 浩行 豊橋技術科学大学, 工学部, 助教 (20293756)
村井 俊介 京都大学, 工学研究科, 助教 (20378805)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2017年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2015年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
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キーワード | ガラス / プロトン注入 / 燃料電池 / インデンテーション / クリープ / 逆モンテカルロ / プロトン伝導 / イオン伝導性ガラス / BL04B2 / 逆モンテカルロ法 / ワニエ関数 / 機能性ガラス / 圧子圧入 / 赤外線分光法 / プロトン伝導性ガラス / 圧子圧入法 / マイヤー硬度 / ラマン分光法 |
研究成果の概要 |
本研究のin-situ FTIR測定より、加湿水素雰囲気での通電によってリン酸塩ガラス中へのH+注入を実証した。H+注入にはわずかでも水分子の共存が不可欠である。また電気化学圧子圧入装置を用いてプロトン注入によるガラスの著しいクリープ増大を明らかにした。ガラスの燃料電池電解質としての応用や、電極/電解質の接合に対して重要な知見である。また水素雰囲気での電圧印加による簡便なH+注入を利用したガラスの局所改質や加工など、本研究で得られたH+注入の知見の具体的な活用も今後検討する。またプロトン伝導性ガラスファイバー先端を先鋭化して高電界を印加することで、注入したプロトンを電界放出することに成功した。
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