研究課題/領域番号 |
15H04144
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
湯川 宏 名古屋大学, 工学研究科, 助教 (50293676)
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研究分担者 |
南部 智憲 鈴鹿工業高等専門学校, 材料工学科, 教授 (10270274)
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連携研究者 |
森永 正彦 公益財団法人豊田理化学研究所, フェロー (50126950)
松本 佳久 大分工業高等専門学校, 機械工学科, 教授 (40219522)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2017年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
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キーワード | 水素透過金属膜 / 化学ポテンシャル / 水素透過能 / 水素溶解特性 / 水素拡散性 / 水素化物形成温度 / 合金効果 / 合金設計 / 構造・機能材料 / 水素 / 水素分離膜 |
研究成果の概要 |
本研究では、水素透過金属膜の分野に、『水素の化学ポテンシャルに基づく新しい学術体系』を構築することを目的に、水素溶解特性と水素拡散性に及ぼす諸因子の影響を「水素透過能の統一的表現」に基づいて定量的かつ系統的に整理した。 Pd系合金膜で見いだされた低温域での水素透過能の特異な温度依存性の起源を、新たな視点から解明するとともに、水素透過能と耐水素脆性に優れた低温作動型のV系合金を設計するための指針を示した。 新たに設計したV-Fe合金は、300℃の低温でも水素脆化することなく、PdあるいはPd系合金膜の5~10倍の高い水素透過流束を1000時間以上にわたって安定して維持した。
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