研究課題/領域番号 |
15H04145
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
中村 篤智 名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (20419675)
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研究分担者 |
栃木 栄太 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (50709483)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2016年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2015年度: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
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キーワード | ドメインウォール / 強誘電体 / 双結晶 / ひずみ / 電気伝導 / 表面・界面物性 / 格子欠陥 / 極性界面 / 電気伝導特性 / 電子顕微鏡 |
研究成果の概要 |
強誘電体ドメインウォール等の極性界面では絶縁体であるにも関わらず局所的な電気伝導性が発現することが知られている.従来の研究報告では,分極構造の制御が困難であることから,極性界面の構造と物性の相関性に不明な点が多かった.そこで本研究では,双結晶法を用いて人工的に構造と構造的チャージを制御した極性界面を作製し,構造的チャージが界面物性に及ぼす影響を系統的に調査した.その結果,界面の構造チャージが負となる界面であっても電子をキャリアとする電気伝導が可能となることが分かった.また,電気伝導性には構造チャージだけでなく,点欠陥の生成や機械的ひずみなどが複合的に作用していることが明らかとなった.
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