研究課題/領域番号 |
15H04146
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造・機能材料
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
萩原 幸司 大阪大学, 工学研究科, 准教授 (10346182)
|
連携研究者 |
中野 貴由 大阪大学, 大学院工学研究科, 准教授 (30243182)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2015年度: 12,090千円 (直接経費: 9,300千円、間接経費: 2,790千円)
|
キーワード | 生体内溶解性材料 / 金属間化合物 / 生体材料 / マグネシウム合金 / 溶解挙動 / 生体親和性 / 結晶方位依存性 / カルシウム合金 / 溶解性金属材料 / インプラント / 溶解性 / 結晶方位異方性 / 複相材料 / Mg合金 / Ca合金 |
研究成果の概要 |
本研究では Ca-Mg-Zn三元系に着目し,溶解性の異なる二種の金属間化合物相を複相化した,「溶解性複相合金」の開発可能性を検討した.種々の合金組成における探索を進めた結果,島状組織を有する合金としてCa2Mg5Zn13 (IM3)-Ca3MgxZn(15-x) (IM1)二相合金を見出した.本合金系に着目した種々の検討より,複相合金の溶解挙動は「各構成相の特性」と「構成相間の組織形態」を同時に適切に制御することで高度に達成され得ることが明らかとなった.さらに単結晶を用いた基礎的検討により,上記因子に加え,構成相の結晶方位制御も溶解挙動のための有効な方策となり得る可能性も新たに見出された.
|