研究課題
基盤研究(B)
本研究課題は,プラズマスプレー物理蒸着(PS-PVD)によるナノ粒子の特徴的な構造を積極的に利用した独自の複合電極を開発し,リチウムイオン電池の高容量化と充放電サイクル安定性の向上両立を目指した。主要な成果は,Sn担持Siナノ粒子を利用した活物質ネットワークを有する負極によって飛躍的なサイクル特性の向上を見出すと共に,SiO負極の高効率還元によって高容量化と高サイクル性を実現し,ナノ粒子化に伴う不均化反応の高速化を初めて明らかにした。また,Siナノ粒子の1kg/hrの高スループット製造を実証し高速生成時の構造変調機構を明らかにして目的構造と高速製造の両立のための要件を明示した。
すべて 2018 2017 2016 2015
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 4件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (28件) (うち国際学会 10件、 招待講演 17件) 図書 (1件) 産業財産権 (1件)
J. Phys. D: Appl. Phys.
巻: 51 号: 10 ページ: 105501-105501
10.1088/1361-6463/aaab37
ECS Trans.
巻: 77 号: 3 ページ: 41-47
10.1149/07703.0041ecst
Sci. Technol. Adv. Mater.
巻: 17 号: 1 ページ: 744-752
10.1080/14686996.2016.1240574
日本学術振興会第131委員会 第279回研究会紀要
巻: 279 ページ: 1-6
日本学術振興会第153委員会 第129回研究会紀要
巻: 129 ページ: 1-6
Encyclopedia Plasma Process
巻: 印刷中